野球知識検定1級取るための垂れ流しブログ

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ドラフト注目選手(高校生編)

前回の記事でピックアップした選手の中から私が注目する選手達を何人か語っていきたいと思います!今回は高校生編です。

 

根尾昂(大阪桐蔭) 

177cm,78kg 右投左打 遊撃手兼外野手兼投手
    高校通算32本塁打、MAX150km
高校生BIG4の一人で、ドラフト一位競合予想の選手。
    とにかく身体能力が高く走攻守三拍子そろった選手で、中学時代全国中学スキー大会アルペン回転で優勝の実績を持つほど優れている。また頭もよく、中学時代の成績はオール5で、ストイックな性格で憧れの選手はイチロー選手ということなのであのストイックさも頷ける。印象としてはとにかくバネがある選手。
100回大会の甲子園の作新学院戦でのセンターへ抜けそうな当たりを捕って一回転してスローイングしたプレーを観たときは、高校時代の浅村選手(現・西武)のプレーがフラッシュバックしてきた。
 また、決勝戦金足農業戦での吉田輝星投手から打ったバックスクリーンへのホームランには驚いた。外角高めの少し甘い球ではあったが、上から下にかぶせるように逆らわずに打ち返した。
 高校日本代表での試合でも木製バットには苦戦しているようにはみえなかったので、プロに入ってもすんなりとはいかないだろうが順応していくだろう。
 巨人OBの桑田真澄さんは投手で育てたいと発言していたり、日ハムなどは大谷翔平選手(現・エンゼルス)のように二刀流というプランもありそうで非常に将来が楽しみな選手であるが、私的には今年現役を引退した、松井稼頭央(西武)選手のような素晴らしい遊撃手に育ってほしい。

藤原恭太(大阪桐蔭

 181cm,78kg 左投左打 外野手  高校通算32本塁打
     高校BIG4・二人目、この選手もドラフト一位候補の選手。
    中学時代、枚方ボーイズで小園選手とチームメイトでした。また、高校2年生時にU-18に小園選手とともに選ばれるほど飛びぬけていました。
    藤原選手も身体能力が高く走攻守三拍子そろった選手で、引っ張りのパワーだけでなく逆方向にも強い打球が打てる。握力が非常に強くて右左両方とも90kg近くあるそうです。
   甲子園での浦和学院戦での第三打席目のライトへのホームランはすごく印象に残っています。第一、二打席目と渡辺選手(浦和学院)にインコースで打ち取られていました。そして三打席目に、またインコースに来たボールを今度はスタンドに持っていきました。インコース低めのボール気味だったのに、うまく肘をたたんで体を開かせずに打ったのをみて、すごいの一言しか出ませんでした。
  欠点があるとすれば、四球が少なくボール球に結構手を出している印象があるので、そこをプロの世界に入っていかに克服できるかがカギになると思います。
  将来は、プロでトリプルスリーを獲りたいと話しており、あこがれの選手は柳田(現・ソフトバンク)選手らしいので是非目標にして頑張ってもらいたい選手です。

 


吉田輝星(金足農業

  176cm,81kg 右投右打 投手  MAX152km
高校BIG4・三人目、この選手もドラフト一位間違いなしの選手。
第100回大会の夏の甲子園で母校の金足農業高校秋田県勢103年ぶりの甲子園決勝進出に導いた立役者。甲子園が始まる前までは本人も周りの大学進学が既定路線でした。しかし、甲子園での活躍、日本代表で同世代のプロを目指す選手たちからの刺激などがあり、プロ志望届を提出しました。
 実は私は知人に甲子園が始まる前から金足農業、そして吉田選手がダークホース、この夏の主役になると予想していました。笑笑


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  特徴としては、ストレートのキレ、ノビが高校生大学社会人を含めてNo.1ではないかと思う。けん制・フィールディングを良くスタミナもあり、前横浜高校監督・渡辺さんは「高校時代の松坂大輔(現・中日)よりもある面では上」とおっしゃっていました。プロ野球OBや各球団のスカウトの方々も吉田選手をべた褒めする記事やインタビューがあり、間違いなく級品だと思います。
  また、吉田選手はストレートの速度が3段階のギアがあり、場面に応じて使い分けているそうです。

具体的には、以下のようになっています。

ギア1:速度138~142キロ
走者なしのとき

ギア2:速度143~145キロ
走者一塁か、三振が欲しいとき

ギア3:速度146キロ以上
得点圏に走者がいるとき

 とこのように使い分けているみたいです。

 

特に味方が同点または逆転してくれた時のピッチングはまさにギア3で、大垣日大戦の8、9回や横浜高校戦の9回は鳥肌が立つくらいのストレートでした。120球を超えてなおあのストレートを投げれるというのは下半身主導のフォームじゃないと無理。

欠点としては変化球がまだ抜けるところがあるので、そこはプロに行ってしっかり積み上げてほしい。スライダーはかなり良いものを持っていると思うので、あとは落ちる球を決め球に出来るようになれば球界を代表する選手へと成長するでしょう。

 

ギアの使い分けと言ったら田中将大(現・ヤンキース)選手が有名で、田中選手のような一流の選手になる将来性を持っています。

またストレートだけでいうと、藤川球児(現・阪神)選手のような火の玉ストレートに近づけるのではないかと思う。

兎にも角にも久々に投手でスーパースターになるような逸材が現れたのでプロ野球界を盛り上げてほしい。

 小園海斗(報徳学園)  

178cm,73kg 右投左打  遊撃手  高校通算38号
    高校BIG4・四人目、この選手は私一押しの選手でドラフト一位間違いなしの選手。
   中学時代、枚方ボーイズで藤原選手とチームメイトでした。また、高校2年生時にU-18に藤原選手とともに選ばれるほど飛びぬけていました。
    この選手も走攻守三拍子揃った選手で特に守備と走塁はプロでも通用すると思っています。守備位置がかなり深く芝生のところで守っています。走塁においては、二塁に到達したタイムがプロと比較してもトップクラスのスピードでした。

打撃においては聖光学園戦で一試合3本の二塁打を放ち、日本代表の大学との壮行試合では松本(日体大)選手から一発を放つなど、長打力もこの一年でつけてきました。

ファールで粘る技術ももっています。

  最近感じてるのは、京田選手(現・中日)にますます似てきたなという印象です。

 根尾選手と同じポジションなので指名が指名が分かれるとおもいます。

渡邉 勇太朗(浦和学院

    190cm90kg 右投右打 MAX149km 投手

 今春まで右肩、右肘痛の故障に悩まされてきた渡辺自身も、大谷を参考に成長を遂げた。一年生の冬には野球を辞めようとしていたみたいです。

 最初見たときは背番号10でこんなにいい選手がいるのかってのが第一印象でした。

本人も大谷選手に憧れているみたいで、フォームだけでなく仕草とかも似ている印象です。

 即戦力というより素材型かなと思います。まだまだフォームが崩れる時もありますし、もっと球速もあがると思います。それでも、外れ一位、もしくは単独一位指名をしてくる球団もあるかもしれません。

野村大樹(早稲田実業高校)

     172cm82kg 右投右打 捕手兼三塁手 高校通算68本塁打

  本来なら高校BIG5という形で取り上げられてもおかしくはないと思いますが、やっぱり甲子園に出ていないからかもしれませんね。高校二年時には清宮選手を抑えて四番を打っていました。

  身長はないですがパワフルなバッティングが持ち味で、森友哉(現・西武)選手の右版のような印象です。

  ソフトバンクが指名するとの報道が出ていました。王さんがいるのでおそらく指名の可能性はあるでしょう。

  捕手をやってましたが、プロに入ったら三塁手として頑張ってほしいです(松田選手の後釜にはピッタリなのでは)

野村佑希(花咲徳栄高校)

   185cm90kg 右投右打 MAX146km三塁手兼外野手兼投手 高校通算58本塁打

  2年生で4番を任され夏の甲子園で優勝し、3年生ではエースで4番キャプテンというポジションでチームの顔として引っ張っていました。右の長距離打者で2年連続で1試合2ホーマーを放っています。

  本人の憧れの選手が坂本勇人(現・巨人)選手で、インコースの打ち方や肘の抜き方を参考にしているように、坂本2世と呼ばれています。

  プロに入ったら外野か三塁手だと思うが、入る球団によっても変わってくると思う。個人的には、一番早く戦力になるような選手なると思う。

林晃汰(智弁和歌山高校)

   181cm87kg 右投左打 三塁手 高校通算49本塁打

  長打力が魅力の左の強打者で逆方向に放り込める打撃が持ち味。

  最後の夏は不完全燃焼でしたが、高嶋前監督が「(智弁和歌山の歴代打者で)間違いなく1、2位」と話すほどの逸材で天性のアーチストバッターのイメージです。

筒香選手のアーチスト性もあり、丸選手のような逆方向への綺麗なホームランを打つこともできるバッターだと感じています。

木蓮大阪桐蔭高校

   181cm85kg 右投右打 MAX151km 投手

      個人的にはもっと評価されても良い選手なのではないかと考える。

    昨年の夏の甲子園・3回戦の仙台育英戦、9回2アウトから逆転サヨナラ負けをくらった選手。一年前はまだ細いのかなって印象があったが、今年の夏に見たときは下半身が去年よりも一回り以上太くなっており、相当走り込んだんだなっと思った。

    非常に完成度が高い選手で、四死球も少なく三振も取れる投手である。

   一年目から積極的に起用してくれる球団に行けば2.3年後には戦力になっているのではないかと思う選手である。

    また、リリーフで登板した時に、151キロを出すなど馬力もある選手だ。

 

 

この他にも投手では、倉敷商業のmax153キロの引地選手や、昨年の明治神宮大会優勝投手のサイドスロー右腕の明徳義塾・市川選手、ダルビッシュ2世と言われ非常にフォームが綺麗な埼玉栄・米倉選手、1年秋の公式戦初登板で大阪桐蔭に好投し強豪私学からも注目された汎愛高校の羽田野選手、u18日本代表対宮崎選抜で宮崎選抜の投手として好投した聖心ウルスラ・戸郷選手など好投手がいる。

また野手では高校No.1捕手の呼び声高い関東第一・石橋選手、高校通算75本塁打健大高崎・山下選手、根尾選手・小園選手以外にも天理の太田選手や明秀日立の増田選手など高校生遊撃手が揃っている。外野手ではポテンシャル未知数の横浜・万波選手など野手も揃っている。

 

高校生は基本的には即戦力というより将来を見据えた指名をされるだろう。今の評価が全てではないので5年後10年後に球界を代表する選手になってもらいたい。

 

次回は大学社会人の注目選手をピックアップしていきたいと思います!